この住宅は正方形になっています。前面をを半透明のガラススクリーンで覆うことで、夜になるとスクリーンを通してぼんやりと明かりが外に漏れて、都市の一隅で優しい光を放ちます。
3層の内部空間は中心の螺旋階段を中心に、立体的な家族のコミュニケーションを促します。
平成14年3月/大石和彦建築アトリエ

海を見ながらの生活を思い続きけてきた夫婦の家。敷地は自然公園法や崖地条例によって厳しい制約がありました。自然の題材を住宅の空間として取り込むため、外壁は白と黒のコントラストをベースにして、開口部分（居間）を意識させないつくりになっています。
居間と浴室からは海が眺められ、まるで絵のようです。
平成13年1月/大石和彦建築アトリエ

2つの中庭・3つのテラスと、街路空間の一部として見せる庭が、半透明な外皮で区分され、生活も屋内外の隔てなく自由に広がります。
室内からは外の様子が伺え、街路からも中の様子を感じることができるつくりです。
平成11年3月/NKSアーキテクツ

道路と敷地に高低差のある家。片流れの屋根の組み合わせと、透明ガラスの欄間を多くつかい、一体感・変化・ボリュームのある空間となりました。
ガレージと道路との区画をなくして、隣家と道路への圧迫感を和らげ、街並みに広がりが生まれました。
平成8年10月/深野木建築研究所